作曲家リストの有名なピアノ曲に「ラ・カンパネラ」という曲がありますが、あのカンパネラとカンパニュラ、、、同じく鐘という意味。
釣鐘型の花をいくつもつける花姿はガーデンに音楽を奏でるような雰囲気。英名ではベルフラワーとも言います。他にもカンパニュラの仲間がボタニカルガーデン内にありますので探してみてください。
カンパニュラには神話があります。ニュンペー(精霊や下級女神)のカンパニュールが果樹園の番人をしていました。ところがある日、兵士が神々へ反旗をひるがえし、オリンポスの果樹園に侵入。カンパニュールは銀の鈴を鳴らして助けを呼びます。しかし、願いは届かず兵士に殺されてしまいます。美しかったカンパニュールの最期を哀れに思った花の女神フローラが花の姿に変えてるのです。悲しげにうつむく花はあの日殺されたカンパニュール。カンパニュラにはカンパニュールの悲しい神話がありました。「守れなかった命の花」とも言われ、なんだか切ない話です。
この話を知った後に西洋の花言葉「そこにいてくれてありがとう」という意味があることを知ると何とも言えない気持ちになりますね。
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