クレマチスはアーチやトレリスを彩るつる性の植物として、最もポピュラーな品種のひとつ。グリーンアイズは咲き始めは緑がかり、咲き進むと白色へと変化していきます。花弁の重なりが多い八重咲き種で、花つきもよいです。国内で生まれた新しい品種です。
クレマチスの花言葉は、【精神の美】【美しい心】【高潔】【甘い束縛】【旅人の喜び】【安全】【企み】【策略】があります。
クレマチスの美しい花はすべて花弁はなく、ガク(つまり葉)が変形したものです。クレマチスは、花弁がないのに、美しいことから、【精神の美】【美しい心】【高潔】という花言葉になったのでしょう。
ヨーロッパの宿屋の玄関にはクレマチスが植えられる風習がありました。これは旅人を労い、歓迎するという意味で育てられていたのです。そのことから、【旅人の喜び】【安全】という花言葉になりました。
【企み】【策略】とは他と比べてあまり良いイメージのない花言葉ですよね。こちらはフランスの逸話が由来しています。
クレマチスには有毒成分があり、肌につけることで炎症を起こす特徴があります。かつてフランスでは貧しい人たちがクレマチスを肌に塗って、わざと皮膚を荒れさせて同情を買っていたそうです。そのことから、【企み】【策略】という花言葉がつけられました。
また、クレマチスはつる性の植物で、周囲の植物に絡まりつく特徴から【甘い束縛】という花言葉もつけられています。花言葉の背景にある逸話も興味深いですね。
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